土間が廻る住まい

JID AWARD 2022
インテリアスペース部門賞
  • 建物タイプ

    マンション

  • 広さ

    76.53m²

  • 築年月

    2006年01月

  • リノベ費用

    1000万 ~ 1500万円

  • 居住人数

    2人


CONCEPT

家の中央に島のようにリビングを配し、周囲に土間を廻らせたユニークなプラン。土間もまた、キッチンや収納、ワークスペースなどの機能をもつ生活空間で、ひと筆書きの回遊動線に。「お寺の土間や古い板張りが醸し出す静寂感が好き」という施主様の思いを住まいに落とし込んだ。


Before

After


Before Photo

01/01


お施主様インタビュー

  • 家を買おうと思ったキッカケは?

    <奥さま>前に住んでいたところの近くのマンションが売りに出たのを見たことがきっかけかな。「早めに自分たちの家がほしいよね」という話は元々していました。賃貸は自分たちのものにはならないし、家賃を払い続けるのはもったいないので。 <ご主人>住んでいた賃貸マンションの契約が切れるタイミングっていうのもあったよね。


  • 家を買うにあたり心配だったことは?

    <奥さま>やっぱり金銭面だよね。 <ご主人>何にどれくらいかかるのかというのががわからなかったので、そこは心配でした。


  • その不安はどのようにして解消されましたか?

    <奥さま>FPさんに相談して解消しました。今後も余裕を持って生活できる返済額はどれくらいなのかというのがよりリアルになりました。 <ご主人>今まで自分たちが何にどれだけ使っているのかを把握してませんでしたが、改めて収支の棚卸しができて、相談した後も自分たちで改めて計画をたてたり、月々の予算管理を見直すようになったよね。


  • 中古購入×リノベーションにした理由は?

    <奥さま>賃貸に住んでいたときに売りに出された物件が中古だったので、「だったらリノベーションで作り替えたら良くない?」という話から中古リノベに行きつきました。


  • ゼロリノベを選んだ決め手は?

    <奥さま>他のリノベ会社さんと比較しましたが、一番透明性があると感じました。自分たちが設定している予算を上限として、超えないようにしましょうというスタンスが安心して進められると思いました。 <ご主人>最初に見にいったところは高額でした。最上位の家にはなるんだろうけど…。 <奥さま>私たちは最上位を求めていたのではなく、自分たちの身の丈にあって居心地がいい住まいを作りたいと思っていました。 <ご主人>予算感とのバランスがよかったよね。


  • 物件探しはいかがでしたか?

    <奥さま>駅からの距離を重視していました。今後子どもができた時のことを考えると、短縮できるところは短縮したいなと。 Q.こちらの物件の決め手は? <奥さま>探していた中でビビッときたのと、回遊できる間取りに憧れていたので、正方形だとやりやすそうだというのもありました。あとは築年数の割に共有部分が綺麗だし、近くに好きな商業施設がある(笑) <ご主人>前に住んでいたところの近くにも同じ商業施設があって便利だったんです。映画館とかいろんなお店とか入っていて、近くにあると便利だよねって。 Q.担当者の印象は? <奥さま>すごく頼りになりました。 <ご主人>リアクションも行動早くて、スムーズに進めてくれました。 <奥さま>住宅ローンの手続きは初めてでわからないことを全部フォローしていただいて、本当におんぶに抱っこ状態でした。すごく安心して進めることができました。


  • 設計打ち合わせはいかがでしたか?

    <ご主人>担当してくださったプランナーさんとは歳が近いというのとフランクに接してくださったので、自分たちのやりたいことを伝えやすかったです。いろんな提案してくれたので楽しんで家作りができました。 <奥さま>サクサク進んだよね。最初に出してもらったこのプランがドンピシャだったし、停滞する感じもなかった。梁の継ぎ目を隠す「釘隠し」とか、寝室の引き戸や間仕切りに採用した「蔵戸」とか、おもしろい提案をしてくださって自分たちで探す楽しみもありました。 <ご主人>あとはスケルトンになって生じたイレギュラーにも、フォローが早くて進めやすかったよね。 Qリクエストしたことは? <奥さま>「寺に住みたい」というリクエストをしました。難しそうなテーマを実現させてくださいました。 <ご主人>プランに入る前にゼロリノベさんに提出するシートで、大切にしているものとか新居に持っていくものを棚卸ししたおかげでブレずに進められたのもあるんじゃない? <奥さま>迷ってもあのシートに立ち戻って軌道修正することができたよね。


  • 実際に住まわれてみて気に入っているところは?

    <奥さま>ありすぎて…強いて言うなら、広くて視線が抜けるリビングがすごく好きですね。マンションだけどマンションぽくないし、部屋のほとんど全てを見渡せるので、綺麗にしようというモチベーションを維持することができます。SIC、WICと収納するところをまとめたので片づけも楽だし、来た人に「そこに全部入ってるの?」と驚かれます。 <ご主人>リビングとキッチンの繋がり方が気に入っています。お互いが近くに感じられて、一人じゃない感じ。


  • 中古×リノベを検討している方へ先輩としてアドバイスするなら?

    <ご主人>やりたいことやアイデアを整理しながら突き詰めていくのがいいのかなと思います。後悔しない家作りっていうのは自分たちじゃないとわからないから。 <奥さま>ゼロリノベさんはそこに徹底的に付き合ってくれるように感じました。


      • 中古マンションのリノベーション後の土間が廻る住まい

        リビングを囲う土間には機能を持たせ、生活空間に。段差を上がることで、リビングや寝室などのくつろぎの空間にアクセスできる。

      • 中古マンションのリノベーション後の土間が廻る住まい

        キッチンや収納を兼ねた土間がひとふで書きの回遊導線になっており、広々としたリビングダイニングを確保。

      • 中古マンションのリノベーション後の土間が廻る住まい

        床や柱などは、日本家屋でよく使われている杉材で統一。コンクリートの梁に、真壁や蔵戸の要素をミックスし、和モダンな空間に。

      • 中古マンションのリノベーション後の土間が廻る住まい

        リビングと隣り合った土間空間をワークスペースに。ガラスの蔵戸を顔の位置でくり抜くことで、リビングを眺めながら仕事ができる。

      • 中古マンションのリノベーション後の土間が廻る住まい
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