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建具がおしゃれなリノベーション事例10選!費用やポイントを解説

「部屋のドアをリノベーションして雰囲気を変えたい」
「リノベーションでおしゃれな建具にしたいけれどどのようにすればいい?」

ドアや扉などのいわゆる建具は、部屋の雰囲気を大きく左右するもの。建具リノベーションでおしゃれな部屋に生まれ変わらせたいですよね。どんなデザインのドアにしようかと考えるだけでワクワクします。

しかし、見た目がおしゃれという理由だけで建具を選ぶのはおすすめできません。なぜなら、建具には用途別の種類があり、機能や性質が異なるからです。建具の種類は主に以下の4つです。

開き戸・引き戸・折れ戸・バーンドア(吊り下げ戸)の特徴を比較した図

建具をリノベーションする際に種類ごとの特徴やメリット・デメリットなどを知っておくと、後で後悔するといった失敗を避けることができます

そこで、本記事では以下のようなことをお伝えします。

▼この記事でわかること
◎種類別の建具のリノベーション例
◎建具リノベーションにかかる費用
◎建具リノベーションをする際のポイント
◎思い切って建具をなくすのもアリ

最後まで読めば、どんなふうにオーダーすれば希望通りの建具リノベーションが叶うかがわかります。理想の建具リノベーションを成功させるためにも、どうぞこの先を読み進めてください。

目次

リノベ費用の決定版!リノベにかかるお金について総まとめした記事はこちらから

リノベーションできる建具は4種類【事例つき】

冒頭でもお伝えしたように、室内の出入り口や間仕切りに使われる建具には、主に以下の4種類があります。

開き戸・引き戸・折れ戸・バーンドア(吊り下げ戸)の特徴を比較した図

開き戸や引き戸は日本家屋ではよく見る形体の建具です。

折れ戸はマンション住まいの方ならクローゼットなどに使われるのでおなじみでしょう。

バーンドアは海外で人気があり、最近では日本でも取り入れられるようになってきました。

扉は単にデザインだけでなく、つける場所の用途に応じて考えるのがおすすめです。加えて、開き戸から引き戸に変更する際などには、間口のサイズも変更が必要になってくるため、注意が必要です。

この章では、種類別に開き方や機能などについて、リノベーション事例やメリット・デメリットを挙げながら詳しく説明します。

1-1. 開き戸のリノベーション事例

開き戸とは、ドアの中でも一番スタンダードな形の扉です。枠の左右どちらかに蝶番(ちょうつがい)がついており、もう片方に握るタイプあるいは押し下げるタイプの取っ手がついています。取っ手を回して押す(または引く)とドアが開きます。

開き戸

通常、洋室の部屋に設置される開き戸は、片開きタイプが一般的です。

従来のドアは板のみですが、最近では天井まであるドアやガラスをはめ込んだドアなど、おしゃれな建具が人気です。

このように、開き戸にも様々なタイプや色柄があり、選択肢がたくさんあります。

1-1-1. 開き戸のメリット・デメリット

開き戸のメリット・デメリットは、以下の通りです。

開き戸のメリット・デメリット

一つずつ説明します。

■開き戸のメリット

開き戸のメリット

メリットとしては、扉の種類の中では気密性が高いことです。風や音を遮断できるため、リビングや勉強部屋などの扉に向いています

取っ手も規格さえ合っていれば、アンティークな取っ手にするなど自分好みのものに取り替えることもできます。

■開き戸のデメリット

開き戸のデメリット

デメリットは、引き戸などに比べてドアを開閉する際に前後のスペースがいることです。

ドアを設置する場所が狭いところなどには向いていません。例えば、狭い通路を挟んで部屋があり、出入り口が向かい合っているような場合はお互いの開き戸を内開きにするなどの工夫が必要です。

1-2. 引き戸をリノベーションした事例

引き戸とは、ふすまや障子などのように左右に扉をスライドさせて開けるタイプの扉です。

日本で古くから親しまれてきた引き戸ですが、出っ張った取っ手が不要で空間をすっきり見せやすいことから、スペースを取らず、スタイリッシュな建具として、近年では海外でも注目されています。

引き戸

出典:ゼロリノベ

最近では、ガラスをはめ込んだ引き戸が人気です。従来の日本家屋に多かった板のふすまのイメージを覆すような、おしゃれな洋風の引き戸がたくさん登場しています。

ドアがたくさんある廊下でも、引き戸にすればドアの開け閉めが邪魔になりません。

全面ガラス張りの引き戸もあります。

ガラス張りの引き戸

出典:ゼロリノベ

ただし、お店の自動ドアのように全面ガラスにすると閉じている時に誤ってぶつかってしまう恐れがあるので、デザインを兼ねて枠取りをしています。黒などシックな色合いの枠にすればインテリア的にもアクセントになりおしゃれです。

1-2-1. 引き戸のメリット・デメリット

引き戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

引き戸のメリット・デメリット

一つずつ説明します。

■引き戸のメリット

引き戸のメリット

引き戸のメリットは、バリアフリーに適していることです。少しの溝で開閉するので入り口の段差をなくすことができます。

取っ手は、指を引っ掛ける埋め込みタイプと手指や肘で押して開けられるハンドルタイプから選べます。

引き戸の取っ手のタイプ

埋め込みタイプにすれば取っ手が邪魔にならず、扉を開けた時に間口がスッキリと見えます。ハンドルタイプは肘や腕などを利用して開けられるので、握力の弱い高齢者などにおすすめです。

■引き戸のデメリット

引き戸のデメリット

デメリットは、扉を収納するスペースが必要なことです。

扉を開ける際の前後のスペースは不要ですが、扉を開けた時に壁側に収納スペースが必要なため、扉1枚分余計にスペースがある場所でないと設置できません。扉を溝にスライドさせるため、枠には敷居の設置も必要です。

1-3. 折れ戸をリノベーションした事例

折れ戸とは、引き戸を折りたたむ形で開閉するタイプの扉です。何枚かの板が連なり、板同士は蝶番(ちょうつがい)でつながっているのが特徴です。

片開きは風呂場や介護用トイレのドアなどに、観音開きタイプなどはクローゼットなどによく用いられますが、最近では部屋の間仕切りドアとして設置するのも人気です。

同時に開いた時にドアとドアがぶつかってしまうような場所も、折れ戸にすればスムーズに開閉できてドア同士がぶつかることがありません。

折れ戸

出典:ゼロリノベ

もちろん、折れ戸は室内の収納扉としても活躍してくれます。ルーバーの折れ戸なら風通しもよく、収納物の蒸れやカビを防ぎます。インテリアになじんだ木製のものにすれば見た目にもスッキリするでしょう。

1-3-1. 折れ戸のメリット・デメリット

折れ戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

折れ戸のメリット・デメリット

一つずつ説明します。

■折れ戸のメリット

折れ戸のメリット

メリットとしては、狭い場所でドアが重なるような間取りでも、ドア同士が干渉しないことです。

通常の開き戸は前後にある程度のスペースを必要とするため、出入り口が入り組んでいるような間取りでは内開きにします。しかし、トイレなど室内が狭い場所では内開きにするのは不可能な場合もあります。

折れ戸の場合は内開きでもあまりスペースを取らずに開閉できるため、トイレ・洗面・風呂場などの狭い個室やクローゼットなどの収納に重宝します。

開閉が簡単なことも大きなメリットといえます。手で少し押せばすぐに開くので、力の弱い方でも比較的簡単に開け閉めできます。

■折れ戸のデメリット

折れ戸のデメリット

デメリットは折りたたんだ時に扉を端に寄せるため、その分部屋のスペースを取ってしまうことです。

幾重にも折りたたむような扉にすると、折りたたんだ状態では15〜20cmくらいの厚みになってしまいます。その分部屋のスペースが狭くなりますし、開閉の邪魔になるため前にものを置くこともできません

折れ戸は押して開く時に深く手を入れると手を挟みやすいため、小さいお子さんなどがいる家庭に設置する場合には注意が必要です。

1-4. バーンドア(吊り下げ戸)をリノベーションした事例

バーンドアとは、開口部の上にレールを取り付け、上から引き戸をぶら下げるタイプの扉です。日本で昔からある引き戸は敷居の上を扉がスライドして開閉しますが、バーンドアは上にレールを設置して吊り下げます。

バーンドアはインダストリアルな雰囲気を醸し出しやすい建具ですが、マンションの室内にも馴染むようなシックなデザインもあります。

バーンドア

出典:ゼロリノベ

吊り下げ金具は種類が豊富なので、部屋のインテリアに合わせて装飾のついた華奢なもの・格好いいアイアンのものなどにすると、お部屋の雰囲気がグレードアップします。

1-4-1. バーンドアのメリット・デメリット

バーンドアのメリット・デメリットは以下のとおりです。

バーンドアのメリット・デメリット

一つずつ説明します。

■バーンドアのメリット

バーンドアのメリット

1つ目のメリットは、開き戸や引き戸のような枠や敷居を必要としないことです。カーテンレールのようなレールを間口に取り付けるだけで、簡単に設置できます。つまり、ドアがない間口でも設置が可能です。

一般的な引き戸のように敷居も必要ないことから、バリアフリーの観点からもメリットは大きいでしょう。

2つ目のメリットは、DIYでも比較的かんたんに設置できることです。パーツはホームセンターやインターネットでも手に入れることができるので、ドアに費用をかけたくない方におすすめです。

■バーンドアのデメリット

バーンドアのデメリット

デメリットは、開き戸や引き戸に比べるとどうしても気密性が低くなることです。

上から吊り下げているドアと壁との間に1〜2cmの隙間が生じるからです。施工にもよりますが、ドアを壁ぴったりにすると擦れてしまうため、どうしても少なからず隙間が必要になります。

そのため隙間風が入ってくる、音が漏れるなどのデメリットがあります。

建具のリノベーションにかかる費用

1章では、各種類の扉の特徴を紹介しました。建具をリノベーションする際に次に気になるのが、実際にどれくらい費用がかかるのかではないでしょうか。扉の設置には以下の2タイプがあります。

建具のリノベーションにかかる費用

建具リノベーションの費用は、扉の種類や本体のグレードだけでなく、既存の枠を活かせるか、枠ごと交換するか、壁や床・クロスの補修が必要かによって変わります

特に、開き戸から引き戸へ変更する場合は、扉を納める壁面やレール、開口部の調整が必要になることがあります。

本章では、メーカーが販売する既製品の扉を設置する場合と、業者に一から製作を依頼する造作扉を設置する場合に分けて、建具リノベーションにかかる費用の目安を解説します。

見積もりを比べる際は、建具本体だけでなく、既存建具の撤去・処分、取付、枠、壁・床・クロスの補修費まで含まれているかを確認しましょう。

造作扉についてのみ知りたい場合は、「2-2. 業者に一から作ってもらう造作扉を設置する場合」をお読みください。

2-1. メーカーが販売する既製品の扉を設置する場合

ほとんどの方は既製品の扉を購入して業者に設置してもらうことになるので、まずはメーカーの既製品の扉を設置する場合の費用をお伝えします。

建具をリノベーションする際は、扉本体の価格だけでなく、場合によっては枠の交換なども必要になりますので、合わせて説明します。

2-1-1. 開き戸のリノベーションにかかる費用

開き戸を設置する場合にかかる費用は合計9万円〜40万円程度です。この中には、本体価格のほか、現在の扉の撤去費用や取付費用、清掃費、人件費などが含まれます。

内訳は以下のとおりです。

開き戸の設置費用の内訳の図

大きく価格が異なるのは本体価格です。集成材の表面に木目などのプリントシートが貼られたような扉は安価ですが、無垢材などの天然素材が使われているものや海外輸入品などは高価です。

現在は、光を奥の部屋にも取り入れられるガラスをはめ込んだデザインやぬくもりのある天然木素材、雰囲気があり汚れにも強い突板(つきいた)などが人気です。

※突板とは:突板(つきいた)とは、丸太を0.2〜0.6mmほどに薄くスライスして合板の表面に貼り付けた板のことです。表面に貼る木材を天然木や防水・防汚に優れた特殊な板にするなど、様々な種類があります。

2-1-2. 引き戸のリノベーションにかかる費用

引き戸を設置する場合にかかる費用は合計12.5万円〜50万円前後です。

引き戸の場合は本体価格のほかに、枠の交換など開口部を変更する際の工事費もかかります。引き戸をスライドさせる溝は扉によって異なるので、扉を変えたら枠も変えなければならないからです。

内訳は以下のとおりです。

引き戸の設置費用の内訳の図

枠を取り替える場合は、枠の取替え費用のほかに壁のクロスの張り替えなどが必要になることも考慮しましょう。壁のクロスの張り替えの費用など詳しくはこちらの記事をご覧ください。

2-1-3. 折れ戸のリノベーションにかかる費用

折れ戸を設置する場合にかかる費用は合計12.5万円〜30万円前後です。既存の扉が開き戸の場合は枠の取り替えなどは不要ですが、間口を広げて観音開きの折れ戸にする場合には工事が必要です。

内訳は以下のとおりです。

折れ戸の設置費用の内訳の図

折れ戸は主にクローゼットなどに設置されることが多いですが、ガラスや木のルーバーなどにすることで設置場所が広がります。

例えば突板の折れ戸は室内ドア、ルーバーの折れ戸はクローゼットやトイレ、ガラスの折れ戸はルーフバルコニーへの出入り口といった具合です。

2-1-4. バーンドアのリノベーションにかかる費用

バーンドアを設置する場合にかかる費用は合計1〜20万円程度です。レールも1万円以下から市販されており、自分でDIYで取り付ければ本体価格とパーツのみで済みます。

しかし、既存の扉を撤去し、間口を広げたり新しい枠を取り付けたりする場合はやはり業者への依頼が必要です。

バーンドアを設置する場合の内訳は以下のとおりです。

バーンドアの設置費用の内訳の図

扉やレールの持ち込みに応じてくれる業者もあるので、使いたい扉が決まっている場合は事前に相談してみると良いでしょう。

2-2. 業者に一から作ってもらう造作扉を設置する場合

造作扉にする場合の費用は業者によって異なりますが、おおまかに言うと本体価格は既製品の扉に比べて2.5〜3倍くらいの価格です。

本体・窓枠の素材、サイズ、金具の素材など細かなことを業者と何度も打ち合わせる必要があります。そのため、全体の価格については相場と呼べるものがありません。

全体的な価格を知るには、複数の業者から見積りを取るのがおすすめです。見積もりだけなら無料で行っているところが多く、見比べて納得のいく価格の業者に依頼できるでしょう。

造作扉は既製品の扉に比べて高価ですが、世界でただひとつのオリジナルになるため家のデザインに合わせた理想の扉を実現可能です。

2-3. 建具の色を変える場合の費用と方法

建具の色を変える方法には、主に「塗装する」「化粧シートを貼る」「扉そのものを交換する」の3つがあります。

塗装は、既製品にはない色を取り入れたい場合や、木の質感を活かしたい場合に向く方法です。ただし、建具の表面材によっては塗料が密着しにくく、下地処理が必要になることがあります。

化粧シートは、既存の扉を活かしながら印象を変えたい場合の選択肢です。扉だけでなく、枠や収納扉もあわせて見直すと、空間全体に統一感を出しやすくなります。

傷みや建付けも気になる場合は、扉本体の交換を検討しましょう。色だけでなく、ガラス入り建具にして光を通す、取っ手を替えるなど、暮らし方に合わせた変更も可能です。

色を変える工事の費用は、建具の素材、傷み、施工範囲、枠や金物も変更するかによって異なります。希望する色やイメージの写真を用意し、塗装・シート・扉交換のどれが合うかを施工会社に相談すると安心です。

ゼロリノベでは、建具や造作家具を含め、暮らし方に合わせたリノベーションをご提案しています。実際にゼロリノベでリノベーションをされたお客様の口コミも、ぜひ参考にしてみてください。

ゼロリノベ口コミ

みんな、リノベしてみてどうだった?

  • リノベに興味はあるけれど自分たちにもできるのか不安
  • 事例はどれも素敵だけど、実際は大変なことも多いの?
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